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2005年 07月 11日
先週は 制作展のためもあって 毎日週末まで東大に通うことになり
ほんでまた 世の中は世の中で ロンドンでテロが起こるという とんでもない事件もあり (9.11ほど大規模ではないとしても 次は日本だ という思いを 誰もが抱えた 事件だったと思う) はちゃめちゃな一週間だった気がします。 日曜日は 本当に何も出来なかった、、、、。 で 表題の『電車男』ですが 映画をようやく観ましたよ。 時期的には 夏休み映画の『バットマン・ビギンズ』 『宇宙戦争』『スターウォーズ3』が3本とも出そろったときに 観てるんだから おくれてますー。うーん。 (この夏は『スターウォーズ3』の一人勝ちなのかなあ。) 『電車男』は他の方々の噂にたがわず 映画としてきちんと楽しめる 作品になっていました。 ビルの窓ガラスやたれまくに ネットでのコメントが書き込まれる様子や 戦闘ネタを持ち出すときの表現が 映像化するとああなるか!という 大爆笑ネタなど よく出来ていたし 何より周りのネットで見守る人間達の 性格や彼らの背負った哀愁や その後の変化まで描けているのが すごいなあと。 映画の盛り上がり方は形として王道を行っていて いい感じで急接近していたところへ どん底に突き落とし 盛り上げて盛り上げて、、、、という演出をする。 本ではそういったことはなくて かなり平坦な道のりなのですが、、、。 エルメスんち行きのチケットはJTBでは売ってくれない は 決め台詞として機能していました。 すべてがネット上でほぼ同時に起こっているように描かれているのが ネットを好きになれない自分には新鮮で あそこまで場所と時間を 共有できるのならネットも悪くないと思えてくる。 自分は ネットにアクセスするときもしないときもあるので 申し合わせた様に ある時間帯に集中して もしくは たえず同じサイトに アクセスしているのは 苦痛なのだけど。 ただ 映画にしろ本にしろ 編集をかけた段階で 無駄な部分がそぎ落とされているのですが その無駄に 本当の面白さがあったんじゃないかと 東大のHさんは言っていました。 おそらく あの書き込みをずっと体験してきた人たちの 待ち時間の心境そのものに 何かがあったのでは。 だって 眠らないで待っているわけでしょう。電車男を。 コミケの行列を待つ人たちの そこはかとなく抱く連帯感 とはH さんの説明です。 東大で行われたO塚英士さんの講演で ライブでお話を作り上げていくことに皆で参加する D&Dの話を聞きましたが この掲示板でやっていることこそ ネット版D&Dなんじゃなかろうか。 映画に戻ると 恋愛映画ってこう盛り上げるのね というお勉強にも、、、、なりました。
by crowsw
| 2005-07-11 02:46
| 映画 映像/live action
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