おしらせ リンクなど
Crow Animation公式HP 知られざるアニメーション 山村浩二さんが紹介する 世界のアニメーション! animations HP 山村さんをはじめとする 制作・批評集団 アニメ!アニメ! ジブリHP 大塚康生のWEB峠の茶屋 ウェブアニメスタイル ほぼ日刊イトイ新聞 カテゴリ
全体
アニメーション/animation 映画 映像/live action 日常スケッチ/sketch etc. 芸術/art 鳥(カラス など)/crow etc. 動物/animals 魚 海のいきもの/fish etc. 植物(なす)/eggplant etc 虫など/insects etc. 本/book NY/NY 絵/Illustration おしごと/Works 未分類 以前の記事
2007年 09月
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 最新のトラックバック
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 12月 16日
観てきましたー。公開期間中ぎりぎりです。 『パパゲーノ』『ガラテア』『アクメッド王子の冒険』が上映されてました。 最初の二つは 1935年制作でモノクロ 技術的にはまだ稚拙なところもあり 必要ないところが ブルブルふるえていたりして 何かの病気みたい。 (アクメッド王子の方が1926年公開で 先に製作されたのに ふるえがないんだよね 不思議です。中風が治ったのかな?カラーですし。) でも 当時としては とても丁寧に作った証拠に 指先の美しさ 衣装の切り抜きの細かさ 1カット1カットのレイアウトの確かさ そして 切り絵という 制約付きの演技なのに 動きが美しく (手がひっくり返ったりしているんだけどね) それだけで 時間をもたせてしまいます。 『パパゲーノ』は モーツァルトの音楽を使っているとはいえ パパゲーノとパパゲーナが恋に落ちた後 突如大蛇が現れる という軽い展開ですし 『ガラテア』にしても 美しい裸体の女の彫像に息が吹き込まれて 彫像師を含めた町中の男を虜にし その奥さんたちが嫉妬にくるって 大騒ぎ という チャップリンなどの短編と同じくらい 他愛無いストーリー。 ただ そこには必ず 愛という人間の根源的モチーフがあり 一つ一つが丁寧に作られているが故に 印象に残るんでしょうね。 古典をもとにした作品は しっかりと歴史に根を張っているので 安心感がありますね。 『アクメッド王子』アラビアのおとぎ話で 悪役であるアフリカの魔法使いの 中国の曲芸師のような体の柔らかさと あのいまいましい手 指先! それから おどろおどろしくもこっけいな 魔物たちの造詣が好き。 けれども 唐突にアラジンと魔法のランプがでてきてしまうので びっくりだなあ、 ただ 一点 大藤信郎作品よりも ずっといい緊張感があります。(笑) 『Princes and Princesses』の原点は やはりここなのでしょうね。 (英語やフランス語の関連ページ http://www.moria.co.nz/fantasy/princes&princesses.htm http://www.fluctuat.net/cinema/chroniques/princes.htm ) 『パパゲーノ』の最後で ちいさなパパゲーノと小さなパパゲーナが お約束通り出てくるんですが(しかも 卵から生まれる!) 小さい子供が『わあ いっぱい!』って 喜んでました(笑)。 http://www.reiniger-world.com/
by crowsw
| 2005-12-16 23:22
| アニメーション/animation
|
ファン申請 |
||