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2006年 09月 30日
![]() そうでした。会期は24日 日曜まででした。 書き間違いは訂正しようと思っていたのに もうすでに終わって 一週間経ってしまった、、、。 うー ごめんちゃい。 で 本当に 絵を描いておらるる方は ぜひぜひ 行ってくださいませ!!って 言いたかったのですが 、、、急なおすすめだったし 行く人は行く 行かない人は行かなかったかなー? 同じディズニーでも 制作年代によっても好みが違っていたりしますしねえ。 で 先週の金曜日 リベンジとして行ってきましたよ。ディズニーアート展。 入場は10:00。すでに 開館前に少々お客さんの列が。 ![]() <『蒸気船ウィリー』のこと> 一日目に見終わっていた 千葉大からの大量の資料を展示した第一部はすっとばして 第二部 ディズニー本社のアーカイブから 特別に借り受けての資料展示は 『蒸気船ウィリー』の上映と そのストーリーボードから始まります。 横に進むストーリーボードというよりも 縦書きの日本の絵コンテに近い形で しかも音楽とのシンクロについて 綿密に綿密に言葉で記述してあるのが 印象的でした。初めてのトーキー。初めての音楽とのシンクロ。 まだ タイムシートなども使われていなかったかもしれない時代ですので あそこまで言葉で細かい演技やタイミングの指示をしなくてはいけなかったのだなあ。 で 本編。 面白かったです! 通しで観たのは初めてでしたが 正直 一番純粋な面白さが出ているように思って 一日目と二日目あわせて おそらく7、8回は観てしまった。 ミッキーは まだまだいたずらっ子で あどけない表情が愛くるしかったり 罰のジャガイモ剥きをえーかげんにやっているところが滑稽だったり ネコやアヒルのしっぽや首を絞めて 音楽奏でてしまう残酷さも持ち合わせてたり キャラクターとして魅力的。 船に乗り遅れたミニーのスカートめくって そのパンツにクレーンのフックをひっかけて 船に乗せてあげるくだり(しかもおろし終わると スカートを元に戻す周到さ!)は ちょいとエッチなのですが なかなか正直で良い(笑)。 ナンセンスで乱暴なところだらけなのですが 素直に作り手が楽しんでいる感が伝わってきて 微笑ましい。 だって お父さんに抱かれたちいちゃな子が きゃっきゃ 喜んでいたものなあ。 1928年制作だから 78年の時を超えて 子供の心に届く作品なんだ。 (しかし アメリカ人の『面白い』ってセンス 今も昔も変わらんなあ、、、) <メアリー・ブレアふたたび> メアリー・ブレアについては 前の日記でほぼ書き尽くしたのですが もう一つ 自分の中での発見について。 『イッツ・ア・スモールワールド』というアトラクションが ディズニーランドにあるのですが 見るたんびに 他の施設と全くデザインが違っているのが ずっと気になっておりました。 ところがこれ メアリー・ブレアさんのデザインだったのですね!! ようやくカリブの海賊とかホーンテッドマンションなどのデザインの中に あの平面デザインの世界が入り込んで来た経緯がはっきりしました。 <動画のこと> ナイン・オールドメンと呼ばれる ディズニーの信頼の最も厚き 天才アニメーター達の動画も見ることができて 個人的には大変 熱くなりました。 ウォード・キンボールは ラフであれ 勢いのある デフォルメの効いた動きを得意としていて アニメーターの資質としては大塚康夫さんを思い出しました。 ミルト・カールは 反対に気難しく 頑固一徹な職人気質の完璧主義者。 ただし 彼の真骨頂は 『ジャングル・ブック』のシェア・カーンや 『101匹わんちゃん』のクルエラ 『レスキュアーズ』のメデューサで発揮されるので 今回の展示には含まれないものが多く ピーターパンやアリスだけだとちょっと物足りないような気持ちに。 でも 私の好きな表情のアリスの絵は 彼が描いていたのだと分かって またまた納得しましたが。 ジョン・ラウンズベリーの 『わんわん物語』のトニーがアコーディオンを弾く絵は その緻密さ 完成度の高さに脱帽! フランク・トーマスの『わんわん物語』のトランプとレディの絵は 小さな子が「これ好き!これ嫌い!これ好き!これ嫌い!」って ずうっと言ってまして 微笑ましかった。 マーク・デイビスの女性キャラクターは本当に魅力的。 ディズニー的な単純化をされているとはいえ やはりパイオニアとしての試行錯誤の跡が見られて 力を感じます。 ディズニーの絵のスタイルは 大量生産をめざして形作られた方法論として 築かれたものではあるのですが そんな中でも いつもよりよい線を選んでいこうと努力してきた ナインオールドメンの線には どうしても魅力があるのです。 個人的には 大いに影響を受けたスタイルから もうそろそろ脱却する時期であろうと思っていたにもかかわらず 不覚にもここでまたぞろ 昔のバイブルに引き戻されてしまった、、、。 自分の絵のスタイルで また悩むことになりそうだなあ、、、。 <ファンタジア 魔法使いの弟子のストーリーボード> ファイリングされているのだけど その一枚一枚は 絵のテイスト 画材 どれをとってもバラバラで 本当に 一枚一枚 良いシーンを選んで 一つの流れにまとめていった そんな試行錯誤の跡が見られて 面白かった。 あれをあのまま 絵本として発行してほしいよ。 <アート修復作業の映像と『デスティーノ』> 一階は米国と日本で公開された時のポスター展示 参考資料映像の上映 それから 子供達の遊び場コーナー 写真撮影コーナーで この辺なんですよね 水増し と いう意見があったのは。 ただ 資料映像の上映は 結構見応えありました。 修復作業の映像は 千葉大から発見されたセル画に生えてしまったカビの除去作業 (消しゴムかすを使って たんねんに少しずつ カビを削り取る、、、)など 時間と根気のいる作業を進める 一人の女性の姿が面白かったです。 『デスティーノ』は そうねえ、、、。 ねえ、、、どう書いたらいいのだろ(苦笑)。 ダリとディズニーが生前 行おうとして実現しなかったコラボレーションを 今の時代になって復活させましたってことなのですが これまでのディズニーの築き上げた技術の食いつぶしにしか見えなかった、、、。 だって 当時ダリが認めていたディズニーの力って ファンタジアやピノキオ 眠れる森の美女のそれなのだとしたら CGを使いまくり 間の足りていない動画をオーバーラップで埋めているような あの映像は彼らの望んだものではないと思うのだもの。 新しい試みをしているようにも思えず。 ディズニー しっかりしろ。 『ライアンを探せ!』とか作っている場合じゃないですよ。 <一風変わったお客さん> 一日目の話ですが お客さんの中に ずうっと『眠れる森の美女』のテーマを 歌っている人がいました(笑)。 でも 日本語で。 そこそこのお年だと思うのですが 好きなのでしょうねえ。 その世界に入り込むのが。 お気持ち大変良くわかります。 で 時折 一人で背景美術に対して 「えーっ こんな細かいところまで描いちゃうの!?」 「おいおいおい」 など と 一人で突っ込んでいまして なかなか 見ていて不思議な方でした。 ということで 二日目 全てを見終わった時間はなんと18:00!! 結局丸一日 いてしまったー! (飲まず食わずで 死にそうでした(^_^;)) ![]() 写真は 清澄白河の商店街で行われたらしい 人形コンテストの作品、、、、 チェブラーシカ、、、なんだよね?これ。 ■
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by crowsw
| 2006-09-30 22:45
| アニメーション/animation
2006年 09月 22日
ディズニーアート展のこと:
2時間で見られると思ったら 大まちがいのこんこんちきだった。 油断した。 全部見切れませんでした!! だれだ ディズニーアート展 凄いのは3階だけだって書いてたやつは。 (確かに 本来の展示は3階だけで 2階はなくて 1階は子供達が遊べる ディズニー的スペースだったのだけど) 動画の展示メインというよりも 背景美術やコンセプトアートの歴史の展示と言った方がいいです。 セルが重ねてあるけれど 背景の一枚絵としての力は本当に凄かった! メインは 『眠れる森の美女』のコンセプトアートを作った アイヴァンド・アールの作品群と その他コンセプトアーティストとして活躍した女性 メアリー・ブレアの めちゃめちゃデザイン性の高いイメージボード!! ディズニーの背景美術は 『白雪姫』や『ピノキオ』の時代にはさらりと描いてあったものが 時を経て 1955年の『わんわん物語』の時に それまでのディズニーらしい リアル指向の絵としては 最高水準の描き込みを見せる。 で その次の作品 1959年の『眠れる森の美女』では アイヴァンド・アールの 直線的な平面デザインと おそろしいほどの描き込みによるリアリティを持った 斬新なスタイルへと急激な変化を遂げる、、、。 背景美術にそれほど注意を払ってなかった自分にとっては 目から鱗の 大発見でした、、、。 ファインアートとして そのまま使えるほどの こんなに力のある背景が ディズニーに存在していたとは、、、。 (『千と千尋』などの背景よりも 完成度の高さはずっと上!!) で 千葉大から発見されたメインの収穫は 『眠れる森の美女』関連の資料で そこまでの時代の展示だけで終わるのだけど 以下 わたしの記憶の中から補足。 これ以降 『101匹わんちゃん大行進』からの背景美術は ゼロックスコピーによるトレスマシンのきつい線に合わせ さらりとした背景に 黒い線をセルで重ねたり といった工夫はするものの 『眠れる森の美女』ほどの力はもう持っていなかったと記憶してます。 それは ディズニー自身が アニメーションに徐々に興味を失っていったという こととも合わせて考えると 納得がいくのではないかな。 あと メアリー・ブレアの絵を見たとき 自分の平面デザインへの興味は 既にここから始まっていることに気がついた。 『ピーターパン』『不思議の国のアリス』『シンデレラ』などの コンセプトアートに関わった人だけれど その中でも この人らしいデフォルメのきいたデザインが 最も活かされているのは『アリス』のシュールな世界。 そうして この『アリス』こそ わたしの原点でしたので、、、。 今まで 立体感あふれるディズニーの絵を出発点として絵描きになったのに どうして 自分は平面デザイン的な絵にも惹かれるのか ずっと疑問に思っていたのだけど もともと強い影響を受けた作品が デザイン性の高い絵であったのだなあ。 究極に単純化された色彩と造形美。 ディズニーの凄いところは こういったいわゆるディズニー的でない人たちを ちゃんと自分の手元においていたところなのだね。 アニメのお仕事をやっているお友達や 絵本好きのお友達には ぜひぜひ!!!行ってもらいたい!! いわゆるディズニーらしさと まったく関係ない部分で 大いに感銘を受けることでしょう。 んで わたし 明日 もういちど行ってくる。 リベンジ。 ディズニーアート展公式ホームページ http://www.disney.co.jp/disneyart/index2.html 22日(金)まで!! ■
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by crowsw
| 2006-09-22 03:47
| アニメーション/animation
2006年 09月 22日
映画『もんしぇん』とディズニーアート展の話です。
もんしぇんのこと: 友人が関わった映画だから 観に行こうと思った。 映画館を出た後 本気で映画の資料が欲しいと 売店に直行した。 (パンフとサントラ 買いました。 できたら サントラに ズンペラ音頭(だったっけ?)を 入れておいてほしかったのだけど。だめすか?) この映画のイメージ設計を担当された 海津研さんは 去年の11月のノルシュテインワークショップの席で もの静かで しなやかで自由な感性と ディテールへのこだわりと持った人として目に映ったのだけど なんだかあとから どんどん凄い人だと分かってきて 焦りました。 映画は 天草の島を舞台に 妊娠して 生もうかどうか迷っている若い女性はる (玉井夕海さん 『千と千尋』のリンの人)と 過去に妻に一人で子供を産ませ 死産を経験させてしまった初老の男性 作一(なんと!近藤正臣さん)が 彼岸を思わせる 不思議な人形作りの老人達の住む家にやってくるという話。 潮が満ちると 外界との道の閉ざされてしまう 海の中にひっそりと立つ 人形工房の建物は 多くのイメージを換気させる力を持っていた。 6年かけて 時折島への住み込みなどもしながら 映画について考え続けてきた 玉井さんや監督の山本草介さんだからこそ考えつける ロケハンと脚本が同時並行で行われたであろう そんな有機的な物語が紡がれていました。 近藤正臣さんが出てきた時には インディペンデント作品に!?と 本当に吃驚しましたが 歌を歌っているところを聞いて 妙に納得してしまった。 そうして なんとも魅力的なジジババがわんさか出演する映画でした。 おじいさんおばあさんが元気な映画はいいなあと(『ナビィの恋』とか) 常々思っていたけれど 再確認。 榎木兵衛さんが良かった。 この人が出てくると いつも微笑ましくて笑ってしまった。 特に 新入り歓迎ぱあていの ドーラン姿が印象的で、、、。 出口近くの 海津さんの描かれた イメージスケッチは味わい深かった。 もんしぇん公式ホームページ http://www.cine.co.jp/monshen/ 海津研さんのブログ http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/ 29日(金)まで!! ■
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by crowsw
| 2006-09-22 03:31
| 映画 映像/live action
2006年 09月 22日
これまで 一月以上かかって作っていたアニメーション作品を
やっと昨日仕上げることが出来ました。 あるコンペ応募用の とっても短い自主作品で 昨日の締め切りに向けての ここ2、3日の追い込みは ちょっと本当に すごかったなー。 秒数にしてわずか25秒。 でも その作品を作る為に なんと大勢の人にお世話になったことか!! 映像は独りで作るもんじゃない!! っていうのは本当なんだな と 映像業界に入って 初めて(!)本気で感じました。お恥ずかしい限りです。 いつもいつもアイディア出しから完成まで つきあってもらっている父母はもとより (なんと 今回は 声の人探しにも一役買ってもらったし(^_^;)) お話作りの相談にいつも乗ってもらっていて 最後は強力な助っ人として大活躍してくれた人や 遠くはなれた国から 音楽づくりに参加してくれた友人 (あら グローバル! つか 最初に作ってもいいよって言ってくれた時には 信じられなかった!凄い人なのに!!) 声の出演をしてくださった 親戚 友人 友人の友人 ええと 友人の友人のそのまた友人、、、(ああきりがない) 機材貸してくれた人 声や音のことで相談させてもらい 締め切りの日の夜に 「本当に出来たんじゃろか」と心配して電話をくれた人 そのほか 色んな応援をまわりからもらうことで あの作品は出来たのだな と。 その中で 自分のやれることも 限られた時間の中で やりつくすことができました。 ありがとうございました!! ありがとうございました!! ありがとうございました!! ***** と ちょと かっこいいことを書いてみる。 で これは実際の作品がどう見えるのか とは 全く別ものです。 それは 今回応募したコンペの審査員の人たちにゆだねる性質のものだし また 折りにふれて この作品を見てくれる人たちが決めることでしょう。 そうして 近い将来 この映像が みなさんの目に触れることを 望む。 ひっそりと けれど したたかに。 ■
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by crowsw
| 2006-09-22 02:19
| アニメーション/animation
2006年 09月 03日
人はその人生を刻み込んだ 一冊の本だ
自分の人生の中で 何度も立ち戻っては 繰り返し読むことの出来る そんな本に出会ったら きみ それは ラッキーというものだよ 同じように この世の中の 何千何万 という 生きた本たちの中で きみは 繰り返し読むに耐え得る本に どのくらい出会えるだろう そうして きみ自身 繰り返し読んでもらえる本になれるのだろうか その厚みが 同じ言葉の繰り返しにならぬように その表紙が 見かけ倒しのものにならぬように いのる いのる ■
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by crowsw
| 2006-09-03 12:19
| 日常スケッチ/sketch etc.
2006年 09月 03日
見たものやら 読んだものやら やったことやら
若沖と江戸絵画展(東京国立博物館) 時をかける少女(映画) ポール・グリモー展(日仏学院) 束芋「ヨロヨロン」展(原美術館) 高野文子さんのマンガ (黄色い本 るきさん) ぱらぱらマンガ喫茶展 飲み会 絵本オフ 飲み会 ジョー・ザビヌル ライブ(ブルーノート) そんでもって 新作制作中 (アニメーションです) そんなとこだね。 広島国際アニメフェスには行けなかったけれど そんなことよりも もっともっと大切な時間を過ごせた夏でしたー。 ■
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by crowsw
| 2006-09-03 12:07
| 日常スケッチ/sketch etc.
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